皆さんは「こいつだけには絶対に負けたくない」と思う存在はいますか。
どの業界にもライバルがいることでお互いを高めあいながら、業界全体を盛り上げていく構図がある。
「猪木」VS「馬場」、
「きのこの山」VS「たけのこの里」、
「レアルマドリード」VS「バルセロナ」、
きりがないほどたくさんのライバル達が各業界でしのぎを削ってきた。そして、今もしのぎを削りあっている。
建築業界はどうだろう…
「東京タワー」VS「スカイツリー」
いろいろな意見があるが私はこのライバル関係がアツいと思う。
ある人気調査では、東京タワー派36%、スカイツリー派35%とほぼ同数で、世代別では、10〜20代はスカイツリー派が多数、30代は東京タワー派がやや優勢、40代以上は東京タワー派が多い傾向とのこと。完全に人気が二分している状況といえる。建物高さ、デザイン、建築技術、観光集客は一長一短あるが、これもバランスよく評価を二分している状況だ。
まさにライバル。勝負がつかない。
ちなみに私は「東京タワー」派だ。
夜に増上寺のバックに映るライトアップされた「東京タワー」は最高にカッコいい。ぜひ、生で観ていただきたい。
ここで重要なのは「東京タワー」と「スカイツリー」は敵同士でないということだ。
彼らはお互いに、
「お前はこのままでいいのか」
「お前が正しいと思っていた価値は、本当に正しいのか」
と言い合っているだけだ。まるでなれなかったもう一人の自分が、今の自分を叱咤するように。
「このままでは足りない」
と突きつける。
最後に東京タワーは戦後復興の象徴として、スカイツリーは新時代と震災後の希望を背負う存在として、人々の想いがつまった建築であることに疑いはない。歴史と技術、そして不屈の精神に敬意を。互いの存在が、互いの価値を照らしている。
偉大な先人の言葉を引用してFight3.の試合終了のゴングとさせていただく。
「強い相手と戦うから、強くなれるんだ」
(アントニオ猪木氏 発言より抜粋)

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